|
最終更新日 2008.2.2
町内の諸々の用事、例えば町内会長さんに届けられた市の広報紙を組長さん
に配る、新年会の準備や片づけをする等の用事、仕事を町内各戸を順番でする決まりのことである。
写真は当番に回ってくる板である。用事があると町内会長さんから指示が来る。
1回用事を済ませると、次の家に回す。
組長、副組長は日行事を免除される。
冬季、積雪があった時、あるいは降雨の後の路面凍結が懸念される時、路面凍結防止剤(塩化カルシウム)
を道路に撒く当番である。
4戸が1組で行う。軽トラの荷台に乗り、メイン道路(渡本〜茶工場〜公民館〜奥の山蝋梅園〜林道入り口)
に、肥料袋のような袋に入った粒状のエンカルを車の後に撒いて行く。
極端に積雪の多い時は、町内総出で除雪作業を行う。近年は地球温暖化の影響か積雪は少なくなった。
葬儀の後の埋葬を行う当番である。4戸1組で全戸を回す。一度務めて次に回すが、回す順番
は日行事とは反対回り(時計回り)である。
有東木では昭和40年頃まで土葬をしていた。その当時の名残の当番と思われる。したがって、
当時のカマヤクは棺を埋めることができる程大きな穴をお墓に掘ることが主な仕事だった。墓が新しい場
合は、新しい人骨を掘り出すこともあったに違いない。子供の頃そんな話を聞き怖かった記憶がある。し
かし今は、墓石周辺の掃除と骨壷を墓石の中に納めるのが主な仕事になって、昔に比べ作業は軽減した。
また、カマヤクは念佛講(2/1,8/16)の世話役も行う。これは葬儀が出ない限り同じ当番が何度も
務める。
カマヤクの帳元には、念佛講関係帳や貯金通帳が入った、蓋に念佛講と書かれた木箱が回ってくる。
木箱の大きさは、幅33cm、奥行33cm、高さ20cmである。現在の木箱は平成7年10月に
作られたまだ檜の香りが残る比較的新しいものであるが、私が子供の頃は古くて真っ黒な不気味な感じ
を漂わせる木箱だった記憶がある。
|